こんにちは。
つくばテーブルゲーム交流協会のまさです。

テーブルゲームの紹介第6弾は「マンカラ」
中東発祥といわれ、世界中で広く遊ばれている古典的なゲームです!

作品:マンカラ(カラハ)
豆をまいて豆をゲット

製作年:伝統ゲーム
製作国:中東?
作者:―
人数:2人
時間:10分
年齢:8才~
難易度:かんたん
コンポーネント:お皿12個、大きなお皿2個、豆48個(ルールによって異なる)


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遊び方

マンカラはお皿と豆(小石やおはじきで代用できます)を使ったゲームで、西はガーナ、東はフィリピンまでアフリカとアジアの広い地域に伝わる伝統的なゲームの総称です。マンカラという語はアラビア語の「naqala」という動詞の派生語で、この動詞は「移す・運ぶ」を意味します。マンカラは一つのゲームを指すのではなく、特徴的なお皿と小石を使った豆まきゲームの総称で、お皿や豆の数、撒き方や勝利条件の異なる様々なゲームがありますが、今回はそのなかでも最もポピュラーな「カラハ」というルールを紹介します。
市販の物や伝統的な作品において、ゲームボードは木や石の板に合計14のくぼみを作ることによってつくられています。地域によっては穴の数が12の物もあります。小さな12の穴に小石を4つずつ入れることでゲームの準備は完了します。
マンカラにおける手番の基本的なアクションは自分側の6つのお皿から小石の入ったお皿を1つ選ぶことで始まります。選んだお皿に入っている小石をすべて取り出し、隣の皿から左回りに一つずつ石を置いていきます。最後の石を右端の大きな皿で置き終えた場合、もう一度自分の手番となります。再び皿を選び小石を撒きます。小石は右方向にお皿に撒いた後、自分の右側の大きなお皿に撒き、その後相手側のお皿に1つずつ撒いていきます。
カラハでの追加のルールは、自分の空の皿で小石を置き終えた場合、その皿の向かいの相手側のさらにある小石すべてと自分の最後の小石1つを自分の大きな皿に移動させるというものです。これによって大量得点が可能になります。また、石を撒くとき相手の大きな皿には撒きません。
どちらかの一方の小皿から小石がなくなった時点でゲームは終了で、相手に残っている小石は相手が回収します。より多くの小石を集めたプレイヤーの勝利です。


ココが面白い―初めて遊ぶ方へ

最初は何も考えずに石を撒くだけでも面白いかもしれません。次第に自分が何度もプレイを繰り返せる小石の配置や、大量得点が可能な配置に気がつくことができるようになるでしょう。1度に4回、5回連続でプレイできた時はとても気持ちが良いです。カラハは先手が非常に有利なゲームだとされます。序盤は先手が攻め後手が受けることが多いかもしれませんが、後手は常にカウンターを狙いますから非常に緊張感のある戦いになることもあります。稀に、大量得点をして差をつけていたにもかかわらず、自分側の小石を早々に無くしてしまって負けてしまうという不思議な事態が起こることがあるのも、また面白いところです。


勝負へのこだわり―負けず嫌いのあなたへ―

常に盤面をよく見ることが大切です。相手から奪うチャンスを逃さないだけでなく、相手にチャンスを与えないことが大切です。一方で、どうしても与えざるを得ない場合もあります。そのときはただ逃げるのではなく、とられた後、取り返せるような配置に工夫することが大切だといえます。連続プレイが可能な配置の場合、その後の配置が見落としがちになります。相手の空の皿にはよく注意しましょう。シリアではおじさんがべらべらしゃべりながら楽しむそうなので、あまり考えずに楽しんだ方が吉かもしれません。


育まれる力―家族で遊ぶときに―
数を数え、数の変化を把握する能力に何らかの影響があるかも知れません。また数的処理においては、経験的に身に着けていると有用性のある数の列があります。例えば2乗数や、素数、もしくは12の倍数などです。そうした数を直接身に着けることには役立ちませんが、そうした数を身に着けるに際して役立つ数的感覚は身につくかもしれません。つまりマンカラを繰り返し遊んでいるうちに、3,1,1とか4,2,0,1とかいう数の列が、意味のない環境においても親しみのあるものになっていくのです。


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